
※パクリではない。オマージュだ。(ところでオマージュって何?)
トーキョーは仕事中もペンタブに置いた腕がピタピタくっついてジメジメイヤーンな感じです…
と、ここまで書いて「いや、どこにいても俺の腕はペンタブにピタピタくっつくよなあ」と思い直したけど、それはまあいいや。
某製菓会社のシールのパク…オマージュで思い出したけど、その昔「コロコロコミック」誌上にて公募された際に、わりと本格的にキャラ設定(しかも勝手にボス級クラス)を描いて送った事が実は二度ほどあります。
入選はならなかったものの、きちんとカラーページに載りましたよ。
4×4mmくらいのサイズで。「ちっ」とは思いましたが、そこはそれ、全国の愛すべきジャリ漫画雑誌ですから。
ていうか俺その当時、もう高校生だったから。…えっ?
そういやあの毎月お題が出される「まんが入門」的なコーナーも、小学校5年あたりから送り続けて、入選したのは確か中二くらい。なんという遅咲き。
『セリフに頼ったオチだが、バランスのとれたうまい絵だ。がんばろう!』(しのだひでお塾頭)という言葉が、うれしいようなうれしくないような、ていうか俺もう14だし、なんだかくすぐったいみたいな感覚だったのを覚えております。…当時のコロコロとっておけば良かったなあ。まんだらけに無いかな?
ていうか、当時は家にファミコン無かったからヒマだったというか、小さい頃から趣味はラクガキだったし、雑誌やテレビ番組のイラスト募集のコーナーにはどんどん描いて送ってたんですよ。
で、これが案外とフツーに、掲載されたり放送されたりするわけ。
記念品もどんどんいただいちゃったりしたわけ。
んで、それを見てまた調子に乗っちゃうわけ。
たかがラクガキが、全国区のメディアに露出しちゃったんですよ?
これで勘違いしない子どもはいないよ。
これで「将来の夢?公務員ですねー(眼鏡クイッ)」とかならないでしょ。眼鏡かけたことないけどね。
頭ん中は沸騰して鼻から湯気出てましたよ、たぶん。まさにスチームパンクですよ。
とはいえ、絵なんて現実逃避の手段以外の何モノでもなかったし、将来なんてどうなるかわかんなかったけどね。ていうか今でさえわかってないから。こまったもんだ。
その後流れ流れてこんな仕事にありついた。絵とは関係ない仕事だってあるし、仕事も与えられたし、奪ったこともあるし、そして最近は奪われたし、神経図太くないとけっこうキツイぜ?と当時の自分(14)に言ってやりたい。もしなれるんだったら公務員の方が人生楽しく過ごせたかもよ?とか。定時で帰れるし。
今後どうなるかわかんないから人生楽しめるって人もいるだろうけど、まあ自分の場合はいささか勝手やりすぎちゃったので、もうドカンと冒険する気分にもなれないんだな。なんだろうね、自分まわりが老けてくる、次世代がどんどん出てくるとなると、自分みたいなオトナコドモは一番居場所が無くなってくるというか。
いや、もうすぐ30代が終わりそうなので、なんだかちょっと不安になってきただけかもしんない。
さてさて、仕事に戻ろう。